ようこそバリ島ホームページへ






BML Tour & Travel

みんな大好き愛しのバリ!「バリ百科事典」
HOME BACK
ここでは12種類のバリの踊りを紹介します。

1:クビャール 2:ケチャックダンス 3:ゲンジェ 4:ジェゴグ
5:ジョゲッドブンブン 6:テクテカン 7:トッペン 8:バリス
9:バロンダンス 10:レゴンダンス 11:ワヤン・クリット 12:ガンブー



1:クビャール(Kebyar)

バリ島北部の、シンガラジャ地方に発祥したガムランの演奏法で、激しく打ったりふっと静止したりと、変化に富んだ音色を奏でる。クビャールは、踊り手が10個のゴングを持つトロンボンという楽器の前に、バチを空中で回したりしながら優雅に舞う。男が1人で奏で舞うクビャールは、大変華やかで人気があります。また、闘鶏を意味したサブンガン・アヤムという、男性2人で踊るものもクビャールのバリエーションです。

2:ケチャックダンス(Kecak dance)

別名モンキーダンスとも呼ばれ、数あるバリダンスの中でも最も有名な踊りです。松明の火を囲んで、サロンを巻いただけの男達が、ケチャケチャと叫び声をあげて踊ります。その迫力に見る側は圧倒されてしまいます。この踊りは、ラーマヤナ物語を題材にしており、誘拐されたラーマヤナの妻(シタ)を白い猿(ハノマン)と、猿の軍団が救い出すというストーリーで、ダンスの男達は猿の軍団を表しています。ケチャックダンスは、他の踊りを違ってガムランの演奏はありません物語の内容を少しお話しましょう。
ラーマは、自分の帝国であるアヨディア王国を追放されます。ラーマは、妻のシタと弟のラクサマナと一緒に、ダンダガ森で暮らしていました。そのときにラーマ達は、アレンカ王国の悪の大王ラワナに出会います。シタは大変綺麗な女性だったので、ラワナはシタを好きになってしまいました。ラワナは自分の召使いを、黄金の姿に変えてシタを誘拐しようとします。ラーマは黄金のがラワナの使いだということを知り、シタとクサマナに助けを求めます。ラクサマナは、ラーマのような偉大な王子が危険な目に合う事が信じられなかったので、助けに行きません。シタはラーマが死んだら、ラクサマナは自分と結婚出来ることを願っているのではないかと思い、ラクサマナを責めます。ラクサマナはこのシタの屈辱に怒り、シタを一人にしてしまいます。そしてラワナはシタを誘拐します。ラーマはシタを助けるためにラワナと戦い、最後にラーマが勝利をおさめます。


1:ラーマ、シタ、ラクサマナが広場に来ると美しい黄金の鹿が出てきます。
シタはその黄金の鹿が気に入ったのでラーマにつかまえて下さいと頼みます。そしてシタは一人で広場で待っています。

2:ラワナが登場してシタを誘拐し、アレンカ王国につれて行きます。

3:シタはトゥリジャタ(ラワナの姪)と一緒にアレンカ宮殿内にいます。
突然ハノマン(白い猿)が現れ、シタにラーマの指輪を見せながら「心配しないで下さい」と話しかけます。そしてシタの髪飾りもラーマに   見せて早く助けに来てくれるようにと頼みました。

4:ラーマはラワナと戦います。しかしラーマに矢で打たれてしまいます。この矢はへびに変身して、 ラーマを身動き取れないようにしてしまいます。そこへガルーダがラーマを助けにやってきます。

5:スグリワ(猿の王様)はラワナと戦います。
猿と悪魔の戦いが始まります。悪魔の軍を代表しているグループは「チャク チャク チャク」と言う声を出し、猿の軍を代表しているグループは   猿の鳴き声をだします。最後に猿が勝ち、ラマはシタとアヨディア王国に戻っていきます。


「ゲンジェッダンス」はバリ人にとって、大衆的で人気のある踊りです。バリ島の北部と東部で、庶民には"チャクブンダンス(Cakepung ance)"とも呼ばれています。チャクブンダンスは、カラガッサム王国の人々によって創り出されたダンスで、昔々、ロンボック島にて起こった戦いは、ロンボック島の庶民とバリ島の間に起こりました。バリ島はロンボック島を支配したく,ロンボック島の人々を徐々に、思い通りに従わせてい
きました。バリ人兵士たちは勝利をおさめた祝いの席で、椰子酒を口にしながら酔いに紛れて歌い踊り出しました。その盛りあがった雰囲気を見たロンボック島の人々は、おびえて逃げ帰ったそうです。
基本的にゲンジェダンスは、男達が輪になり椰子酒をふるまいながら始まります。メロディーを歌うリーダーがいて、そこに合わせて皆で歌い、ガムランを叩き、輪の中で順番に踊り明かします。楽器がなくても何処ででも何時でも、人さえいれば始められるゲンジェダンスに、皆さんも参加してみてはいかがですか?何だかとっても陽気な気分になってきますよ。


体の奥までジーンと響き渡る竹の音色、それはジェゴグ。これは大小の竹筒を音階順に並べ、桴で叩く打楽器で、大きさもさまざまで全長4ー5m までになるものもあります。ジェゴグはバリ島西部のヌガラ地域にしか存在しません。楽器の素材となる大きな竹が、この地域にしか生息していないからだといいます。昔はバリ人でも、この存在を知らない人が多かったのですが、最近はホテルのショーとして演じられる事もあり、以前より出会えるチャンスもあります。また本場ネガラ県にジェゴッグの演奏を聞きに行くツアーもあります。

ジェゴッグを聞いてみる。ジェゴッグの演奏    

 
 
5:ジョゲッド・ブンブン(Joged Bumbumg)

おめでたい村の行事などで催される。女性の踊り手がステージでまず踊り、次にその踊り手が男性客の中から好みの1人を選び、ステージで一緒に踊るものです。女性は扇子を持って踊り男性の誘いを上手くかわしていきます。
観客のみなさんのユニークな踊りが披露されるので、大変盛り上がります。

 写真をクリックしていただくと大きくなります。

6:テクテカン(Tektekan)
"テクテカン"は竹製の楽器で、悪霊を追い払う宗教的な魔力をもつと信じられている。
この楽器は、疾病が広まった時や、"ニャーピー"とよばれる、410日ごとのバリ新年
の前日に演奏される。この時、村人は"テクテカン"を手にして、村中をねり歩くのであ
る。"テクテカン"を用いた"チャロナラン"とよばれる舞踊劇がある。この劇は、10
世紀に東ジャワで行われていたと伝えられている。
"チャロラナン"のあらすじ:
 昔、東ジャワには2つの王国があった。1つはエルランガー王国で、ビシュヌー神(ヒ
 ンズー教、三位一体の保護者)の化身であるエルランガー王に統治されていた。
 もう1つは、ディラ王国で、シグァ神(ヒンズー教、三位一体の破壊者)の化身である
 未亡人ワルウ・ナタ・リン・ディラに統治されていた。

 エルランガー王のもとには、エンプー・バラダーという賢僧とその息子、エンプー・バ
 ウラーがいた。ディラには、ラトゥナマンガリという姫が1人いた。
 未亡人ディラは、悪い魔力をもち、エルランガー王国の人々に災いをもたらしていた。
 ディラの魔術をやめさせるために、ラトゥナマンガリ姫と賢僧の息子バウラーの結婚が
 行われるが、ディラは人々を悩ませ続けた。そしてある日、ディラは毒入りの食べ物を
 エルランガー王に差し出す。毒に気付いたバウラーは激怒して、大臣のマハ・パティ・
 パンドゥン・マグナの助けをかりて、妻のラトゥナマンガリ姫を母親のもとに送りかえ
 す。これを知ったディラは激怒して、2王国の間に戦いがはじまった。

 伝説の中では、ディラが負けるのだか、この舞踊劇では、戦いは終わらない。そこには
 善と悪との戦いは永遠に終わることはないというバリの哲学"ルア・ビネダ"が表れている。

 ―この劇は話の途中から始まりますー

 場面1: エルランガー王の"ペマンクー"(寺を守る人)が生けにえを手にして登場。
      ディラの悪霊が現れ、生けにえの血をなめる。
 場面2: エルランガー王の下臣たちがテックテカンを手にして登場。悪霊は驚いて
      逃げだす。
 場面3: エルランガー王の下臣登場。彼らは村の状況がどんなにひどいかを語って
      いる。
 場面4: エンプー・バウラー登場。彼の妻はラトゥナマンガリ姫を通して、ディラの
      魔術の秘密がわかったと言う。突然、ディラの召使いが登場。エルランガー
      王に捧げるため、毒入りの食べ物を持っている。毒に気付いたバウラーは
      激怒して、妻を母親のディラの所に送り返すことにする。
 場面5: 大臣のマハ・パティ・パンドゥン・マグナ登場。ラトゥナマンガリ姫の部屋
      にむかう。
 場面6: ラトゥナマンガリ姫の召使い登場。エルランガー王国の人々がたくさん死んだ
      ことを喜んでいる。
 場面7: ラトゥナマンガリ姫登場。姫は、エルランガー王国を殺すことができる、と
      自信を持っている。マグナ登場。姫に、ディラの所にもどるように頼む。姫が
      それをいやがると、マグナは怒って姫を引きずっていく。
 場面8: "チュルルック"(ディラの召使い。姿は見えない。)登場。エルランガー王の
      召使いを驚かした後、姫を家につれてかえる。
 場面9: 未亡人ディラ登場。姫が家に戻ってきたのを知って怒り、魔女に変身する。
      ディラは、エルランガー王の所にやってくる。
 場面10:マグナ登場。彼はディラをたおそうとするが、その魔力にかなわない。
      彼はバロン(伝説上の動物。神の象徴)に変身する。
 場面11:勝敗のない戦いが続く。それはこの世の、終わりのない善と悪との戦いを
      表している。
7:トッペン(Topeng)

トッペンは仮面劇。
ババットと呼ばれるバリ王朝史で、忠実と伝統があいまって、奇想天外なストーリーへと展開する。トッペンの見所は、仮面を付けた役者の早変わり。5人ほどの役者がかわるがわるに仮面を付け替え演じる。仮面の種類は30〜40種、王様や大臣の面はパントマイムで演じられ、道化や庶民役は、口の部分が開いた半分の面を付け、冗談や最近のニュースを交えながら粗筋を説明する。
大人から子供まで目を輝かせて大笑いの時間が流れます。言葉が通じなくてもそんな皆を見てるだけでも面白いですよ。
トッペンの中にはたった1人の役者が、様々な役を演じるパジェガンというものがあり、宗教儀式の一部として演じられる。 


 写真をクリックしていただくと大きくなります。

8:バリス(Baris)

バリスは戦場に赴く戦士の踊りで、怒ったように頬を膨らませて、敵の気配を伺い進む様子が面白い。頭には兜をかぶり(貝殻で飾った三角形の兜)、幾重にも重なった衣装をまとい、クルッと回転すると衣装が舞い上がる。周りの様子を伺う目の動きが緊張感を出
している。バリスはそもそも、寺院に武器を奉納する際の儀式の踊りとされて、サンヒャン・ドゥダリから来ていおり、数人で踊るものであったが、ヒンズー教文化が入ってからソロの踊りとして格式化された。七面鳥が始めてバリに来た時に、バリ人は「シアプ・バリス」=「バリスの鳥」と呼んだそうです。バリスの色とりどりの衣装を見ていると、そう感じるかもしれませんね。

 

 写真をクリックしていただきますと大きくなります。

9:バロンダンス (Barong Dence)

 《チャロナラン(Calonarang)》
チャロナランは墓地のある寺でおこなわれる儀式で演じられるもの。
善と悪、生と死、聖と邪、といった相対立する概念を「バロン(聖獣)」と「ランダ(魔女)」という2つのキャラクターにおいて、両者の力のバランスで世界が保たれて、それがエネルギーの源であるということを表した踊りです。トランス状態に入る場面もある。この神聖なチャロナランを観光化したものが、有名なバロンダンスです。物語のあらすじは下記の通りです。

 《バロンダンス (Barong Dence) 》
1.サデワ王子はバタリ・ドルガという死神の生け贄として捧げられる運命にありました。
女王(サデワ王子の母親)の2人の召し使いが悲しんでいると、死神の使いである魔女が2人の前に現れます。魔女が帰った後、召し使いはサデワの国の首相に助けを求めます。

2.首相と女王が現れます。女王は、サデワ王子が生け贄にされることをとても悲しんでいるので、魔女は女王の気が変わるのを恐れて女王に呪いをかけます。そしてサデワ王子を生け贄にする様にと首相に命じさせます。

3.首相はサデワ王子を自分の息子のように愛していたので王女の命令に背こうとします。魔女はそれに気づき、首相にも呪いをかけてしまい、サデワ王子を死神の住んでいる家の前に縛り付けさせます。

4.シワーの神様は、サデワ王子が木に縛り付けられているのを見て可哀相に思い、サデワ王子を不死身の身体にします。

5.死神が現れてサデワ王子を見、生け贄の儀式にとりかかろうとしますが、サデワ王子が不死身の身体になっていることに気づき、自分の負けを認めます。死神はサデワ王子に自分を殺してくれるようにと頼みす。そうすれば死神は天国へ生けるからです。

6.死神の第一の弟子カレカは、同じように天国へ行きたいと望み、サデワ王子に死神と同じように私を殺して下さいと頼みます。しかしサデワ王子はそれを受け入れません。カレカは動物や鳥に変身して、サデワ王子と戦いますがいずれも負けてしまいます。カレカは最後の力で悪魔の女王ランダに変身します。そしてサデワ王子は、真実の神バロンに変身します。ランダとバロンの力は同格のなでバロ
ンは助けを求めます。

7.バロンの助けが現れてランダと戦いますが、ランダの魔法にかかり、ランダに対する怒りを自分達に向けてしまいます。バロンはこれを見て、ランダの魔法を取り除きます。しかし結局は、ランダとバロンの終わりのない戦いが続くのです。

 
 写真をクリックしていただくと大きくなります。

10:レゴン ダンス(Legong Dance)

ガンブーとサンヒャンが合わさって、観光化した踊り。発祥の地はスカワティ村で、当時の領主が瞑想中に天国へ行き、2人の天女が舞うのを見たのがきっかけといわれている。初潮前の少女によって踊られるもので、花の冠をかぶり鮮やかな衣装をまとった姿はバリ舞踊の華。

 写真をクリックしていただくと大きくなります。

11:ワヤン・クリット(Wayang Kulit)

影絵芝居ワヤンは、もともとジャワ宮廷より始まったもので、インドの古代叙事詩「マハーバーラタ」、「ラーマヤナ」を演じます。人形使いは「ダラン」と呼ばれ、100体もの人形を操り、語り・台詞も声色を変えながら一人でこなします。演者によってエピソードをくわえたり、アドリブが入ったりと内容が違うのがワヤンならではの面白さ。観光用以外のワヤンでは物語は朝まで続くそうです。人形は水牛の皮を細かく透かし彫りにして作られます。人形自体が霊的な力を持つといわれ、白いスクリーンに映るワヤンは風に揺れるランプの炎がより一層幻想的
な雰囲気をかもし出します。冠婚葬祭のいろいろな儀式で演じられる芸能です。バリ島では観光客用に演じられることはなく、村の祭りの余興でしか出会えません。満月と新月の夜、デンパサール市内ジャガナタで演じられるそうです。その日は学生や地元の人達でにぎわい、夜遅くまで演じられます。誰でも見ることが出来ますが、バリの正装で出かけてください。
*「マハーバーラタ」
 → インドの2大王子の王権をめぐる争い。戦いの末、徳を重んじた王が勝利を収める。
*「ラーマヤナ」
 → 神々が王子に姿を変えて人間世界に現れ、悪さを働く魔王を退治する話。


12:ガンブー(Gambuh)

ジャワの影響が色濃い舞踊劇。16世紀のジャワ文化黄金期に作られたもので、後々続くバリ舞踊の基となった。物語の内容は、東ジャワとバリを支配したヒンズー・ジャワのマジャパイト王国。パンジという若い王子が繰り広げる騎士物語。演技は貴族らしい気品に満ち、台詞も古代ジャワ語のカウィ語で演じられる。ガンブーの特徴は笑い・悲しみ・怒りなどの感情表現、荒い踊りと優しい踊りという対極があること。伴奏もガムランとは一味違うものとなっている。

| 会社案内 |  お問合わせ |  くちこみInfo |  旅の準備 |